階段を下り、
お店に入るとまず見えてくるのは
開かれた大きな厨房。
何人もの大柄な料理人が腕を振るう中、
とても小柄なママが
大きな中華鍋を振っている。
ふーみんの慣れ親しんだ光景。

監督 菊池久志

イントロダクション

台湾人の両親をもち、
日本で生まれ育った
斉風瑞(ふーみんママ)
友人の一言から1971年、
神宮前に小さな中華風家庭料理のお店
「ふーみん」をオープン。

父と母からもらった
確かな味覚と温かな愛情。

なぜ、「ふーみん」は50年にわたって
愛されつづけるのか。

様々なメニューが生まれたストーリー、
ふーみんママと料理の原点。
数々の証言、日本と台湾、
そして斉風瑞の家族を
3年半にわたり追いつづけた
長編ドキュメンタリー映画作品。

劇場情報

北海道・東北

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

北海道

札幌シアターキノ

上映終了

宮城

フォーラム仙台

上映終了

山形

フォーラム山形

上映終了

鶴岡まちなかキネマ

順次公開

福島

まちポレいわき

上映終了

関東・甲信越

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

東京

ヒューマントラストシネマ有楽町

上映終了

ヒューマントラストシネマ渋谷

上映終了

アップリンク吉祥寺

上映終了

シモキタ-エキマエ-シネマK2

上映終了

下高井戸シネマ

12/14(土)~

千葉

千葉劇場

上映終了

群馬

前橋シネマハウス

上映終了

栃木

宇都宮ヒカリ座

上映終了

長野

長野千石劇場

上映終了

センゲキシネマズ

上映終了

中部・北陸

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

愛知

伏見ミリオン座

上映終了

刈谷日劇

上映終了

三越映画劇場

上映終了

静岡

静岡シネ・ギャラリー

上映終了

CINEMA e_RA

上映終了

近畿

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

大阪

テアトル梅田

上映終了

京都

京都シネマ

上映終了

兵庫

シネ・リーブル神戸

上映終了

豊岡劇場

上映終了

シネ・ピピア

上映終了

中国・四国

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

広島

八丁座

上映終了

福山駅前シネマモード

順次公開

岡山

シネマ・クレール丸の内

上映終了

香川

ホール・ソレイユ

上映終了

九州・沖縄

都道府県

劇場名

公開日

ムビチケ販売

福岡

KBCシネマ

上映終了

佐賀

シアター·シエマ

上映終了

熊本

Denkikan

上映終了

宮崎

宮崎キネマ館

上映終了

大分

日田シネマテーク・リベルテ

順次公開

別府ブルーバード劇場

上映終了

鹿児島

ガーデンズシネマ

上映終了

沖縄

桜坂劇場

上映終了

予告編

コメント

(敬称略・順不同)

  • やわらかく存在するひと。がむしゃらなんかじゃなく、文化を作っていこう…なんかじゃなく、この指止まれみたいな人でもない。本当ならどうでもいいことばかり。ただただやわらかく、自分の愛したものにただただやわらかく深呼吸をして生きている。あなたの優しさにしみじみしみじみ…
    すてきだなって思いました。

    俳優・映画監督
    竹中直人

  • 口調と空気感、表情、
    どれをとっても素敵だ。

    淡々と来し方を語っている
    それだけで
    ずっと込み上げてくるものがある。
    なんだろう、これは?

    誰よりも機嫌良く生きてきた人の
    魂の美しさ。

    それに感動する。

    その方の作る料理はどれも美しく
    そしてとても美味しそうだった。

    エレキコミック
    やついいちろう

  • 青山の骨董道りにある"ふーみん"の永きに亘る歴史をみせてくれるドキュメント映画です。
    あ、、"納豆チャーハン"好きだった!と我が娘も子供の頃の記憶を手繰り寄せ、、あ、そういえば私は仕事仲間何人かとお店の老酒全部飲んでしまった事が、、若い頃の申し訳ない記憶まで浮かびあがる。食の記憶は鮮明だ。
    お店の主、斉風瑞さんの笑顔から生まれる優しくあったかく嬉しい味が乗せられたお皿たち。
    試写会を堪能して、終わって、はあ帰ろう、、と隣の隣に平野レミさんが、、レミちゃんも和田誠さんと美味しい"ふーみん"の味を昔から味わっている。
    みんなの心を満たすひと皿ひと皿を映画をご覧になりながら先ずは味わって下さいね。

    シンガーソングライター / 俳優
    森山良子

  • ふーみんママの好奇心と、楽しむ力と、愛情が、とびきりの隠し味だったんだ。本当のおいしいがぎっしり詰まった映画。おいしいって、美しいなぁ。

    女優・タレント
    清水みさと

  • 南青山骨董通りに住んでいた僕は、この映画に映るしあわせな料理の味をすべて想い出すことができる。
    時が経ち、行列がさらに長くなった。クリエイティブな、唯一無二の味とともに。
    みんなを笑顔にする、風のように素敵なママも50年の物語も音もライティングもカメラもこんなに美しい映画(公式サイトのURLも素敵)が公開されてしまって、
    並ぶ時間がまた長くなりそうだ。菊池監督を恨みながら(笑)
    搾菜は必ず買って帰ります。

    風とロック クリエイティブディレクター・
    東京藝術大学教授・ラジオパーソナリティ
    箭内道彦

  • 幼少の頃、母に連れられて青山の小児科病院の帰り、紀伊國屋の帰り、表参道のお洋服屋さん巡りの帰りに寄ることができたふーみん。
    中華といわれて思い浮かべる赤と金ではないモダンな店内だけでも当時子供だったわたしはびっくりなのに、世にも美味しい納豆チャーハンなんていうものが存在するなんて知らなかったからびっくりした。
    時を経て大人になってからも、ふーみんではいろいろ食べたくてもいつも納豆チャーハン一択でお腹いっぱい。
    映画の中からふーみんの美味しい音と香りと小さなママさんの大きなラブをたくさん味わえて、それで大満腹なのにすぐさまふーみんのお料理を欲する…
    最高な時間にまちがいないです。

    Petty Booka
    小木奈歩

  • 私にとって「ふーみん」は、
    いつ行っても人が並んでいて、満席なのですが、
    その、待ち時間さえも楽しくなってしまって
    結局、並んでしまう、そんな不思議なお店です。

    そんなお店の数々の印象的なメニューが登場するこの映画は、、、、
    見ているだけで、お腹が空いてきてしまいます!!!

    私が必ず頼む、ネギワンタンもご紹介されていて、

    口に入れた時の、ジュワッと広がる肉汁の旨みと、
    柔らかなワンタンの滑らかな舌触り、シャキシャキのネギの歯応えと、
    油とタレの芳ばしい香りが、鮮明に思い出されて、
    「もう、すぐにでも食べに行きたい!!!」という気持ちにさせられてしまいました!!!

    そして、それをお勧めしてくださる方々の感想も、
    うんうん、そうそうと、頷かずにはいられない内容で、
    思わず嬉しくなってしまいます。
    まだ、食べたことのなかったメニューのお話も聞けて、
    何だか得した気分です。
    次はこれを食べよう、あれも良いかもと想像しながら見ていくと、
    あっという間に時間が過ぎてしまいました。

    久しぶりに、ふーみんママが楽しそうにお料理をしている姿を拝見できて、
    また、美しい音楽と、印象的な光の映像と相まって、
    食べるってなんて素敵なんだろう、生きるってなんて素晴しいことなんだろうと
    心から感じませてくれる素晴らしい映画です。

    ファッションデザイナー
    スズキ タカユキ

  • わたしが知ってる「ふーみん」は骨董通りの小原流会館地下時代から。
    はじめて入店したのは20代半ば。
    店内には活気が満ち溢れていた。
    デザイナーにクリエイター、編集者、ファッション業界に従事する人々。
    青山という界隈を大きなひとつの会社だと捉えれば「ふーみん」は、真っ当に働く大人たちを支え続ける社食です。
    だって、ふーみんで食卓を囲む人々は、独り飯でも大勢でもみんなリラックスしている。
    料理でそんなことが出来るなんて、本当に稀有なことだと思うんです。

    菓子研究家
     福田里香

  • ホント良い映画でした。料理やっていて、こういう人生の道筋は憧れます。姉妹の皆様も優しくて素敵でした。そして監督さん、かなりふーみんが好きなのでしょう。
    全編愛にあふれていますね。うらやましいです。

    株式会社キュウプロジェクト代表取締役
     佐藤 幸二

  • あの小さな身体から、
    ほとばしるように出る愛。
    だから、ふーみんさんの料理っておいしいんだ。

    スタイリスト
     伊藤まさこ

  • 素敵な映画でした。
    久しぶりにお店に食べに行きたくなりました。
    『繊細なその味覚』は生まれ持ったものともう一つ、、、。
    家族のために丁寧にお料理をしたくなります。
    感情も調味料♡
    作る楽しさも忘れずに♡

    市井由理

  • 同潤会青山アパート勤務時代から通っているふーみんは
    いつ行っても、あたたかくてやさしい
    並んでいる時間も、わくわくが止まらない!

    それはニコニコしながら鍋を振る太陽のような、ふーみんさんの
    エッセンスがそこかしこに降りかかっているからだと思う。
    料理人・接客係・お客さんみんなのチームプレイで
    その雰囲気はできている。

    この作品観ていたらお腹が空いたので近々ふーみんに行こうと思う。

    hal店主
     後藤由紀子

  • 納豆ごはん と口の中で呟いたものの階段下までのびる行列を前に今日も踵を返してしまった。。
    ふーみん 看板の文字をちらと見る
    大好きな絵の先生たちも食べたごちそうの数々
    午前の仕事を早めに仕舞って明日こそ列の後ろにつこう。納豆ごはん と注文しよう。

    TIDE 画家

  • 台湾に胃袋を掴まれた人は幸せだ
    こんなにお腹がすく映画ってあるんだろうか
    初めて私が「ふーみん」を訪れたとき
    これは、、、台湾料理じゃない、
    けど”母の味”がしたのだ!
    ideaの宝庫である品々から愛が溢れていて
    一口ほうばれば笑みがこぼれる。
    さぁ、召し上がれ

    歌手
     一青窈

  • 爽やかな映画でした。
    穏やか 軽やか 元気出る。
    腹減りました。

    ふーみんママさんの喋り方が心地良くて、気持ちよくておいしかったです。
    ちゃきちゃきしてて、、。

    真心ブラザーズ
     YO-KING

  • ふーみん
    そこには人が集い、思い出が生まれ笑顔が生まれ、お腹も心も満たしてくれる。
    その人ガラはいつまでも美味しいエッセンスを生み出してくれます。
    あ〜、ふーみん行きたい
    そして、斉さんの笑顔を待受にしたい(笑)

    20th Century
     長野博

  • 南青山骨董通り(南町通り)。静寂という言葉がこれほど似合う通りはない。
    しかし、この通りは80年代からデザインのメッカだ。三宅一生、菊池武夫。
    数多くのデザイナーが揺籃期をここで過ごした。ふうみさんの表情、たたずまい。その周囲に漂う空気感は、この町と時間につくられている。
    写真集のようなドキュメンタリー・フィルムを見ながら、そんなことを思った。

    ライトパブリシティ代表 コピーライター
     秋山晶

  • 青山界隈で昼食どうする?となった時に思いかべる筆頭がふーみんでした。
    空腹を抱えて小原流会館の階段を目指し、頭の中で決めた献立が売り切れていませんようにと祈りながら階段を降りるのが常でした。ここでしか食せない安堵感ある台湾家庭料理の食事と雰囲気は、界隈の憧憬感強めの散策に対して、私的に避難所のようで、大きい厨房にふーみんさんの小さい背中が見えると安堵感は更に増しました。
    映画の中でのふーみんさんをはじめとし、ふーみんさんを囲む皆様は、あの安堵感ある美味しさとやさしさに包まれており、
    折り重なる時間と共に美味なる映像には、ふーみんさんの笑顔と湯気と台湾への憧れが映し出されていました。

    料理研究家
     内田真美

レシピ